2021/04/15

「レイシストをしばき隊」以降の反レイシズム運動について

Acclaim Collectiveの反レイシズム「行動体」として、「Punks Against Racism」を立ち上げた経緯は「ここ」で述べた。

私の反レイシズムに対する考えは、「レイシストをしばき隊」(以下「しばき隊」・現「Counter-Racist Action Collective」)が、2013年2月に新大久保で在特会に対して行動したことが「転機」となったといってもいい。

「しばき隊」の「社会」の目など気にしないという立場、「敵」に対して物怖じせずいう態度、そしてその「口の悪さ・言葉の汚さ」に、私は少なからず感銘を受けた。当時、友人・知人の「左翼」から、「しばき隊」界隈の差別の再生産を生むような言動に対する批判もあったが、私は彼らの行動「スタイル」を重視し、あえて目をつむった。

私が「しばき隊」を支持したことによって、そのような「左翼」との確執が生まれ、またその後の「しばき隊」界隈のレイシストに対する言動が極端になるにつれ、今度は「しばき隊」界隈との確執が生まれた。この頃から「界隈」は「カウンター」とも呼ばれるようになり、「レイシスト」の出自や容姿、「能力」への攻撃に終始するような言動が目立っていった―あるいは、「レイシスト」を「社会の例外」と見なしていくようになり、自省のない運動に変わっていったと思う。つまり、私は以降、双方と対立していくこととなる。

今となってはもう誰も気にしてないと思うが(笑)、Twitterでの「やりとり」だけで終わってしまった「あやふやな部分」を、このブログで少しづつ説明していこうかなと思っている。

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