2021/04/16

【紹介】太田昌国のコラム : 山本太郎氏の「外国人労働者」の捉え方について

 「選挙」に関連して、常に「よりましな候補者」を選ぶことが、現在の「反権力」運動の目的になっているような気はする。この記事は、その「よりましな候補者」さえも本質的に何を言っているのか真っ当に批判したものである。

「制度」が押し付けてくる―ここでは「選挙」だが、山本太郎のような「制度」の「改良」を望む(「廃止」ではなく)人物に対しては、まず「疑問」を持ったほうがいいというのは、私の「反選挙」の基本的立場でもある。問題を引き起こしているのは一体「誰」なのか。

・2019年8月11日付「太田昌国のコラム : 山本太郎氏の「外国人労働者」の捉え方について」(レイバーネット日本)

" 今回の参議院議員選挙で山本太郎氏が率いる団体(その固有名詞を引き写しすることはしたくない)が、無風で退屈極まりない選挙状況に一定の波紋を投げかける役割を果たしたことは、その立場への賛否を超えて、疑いようもない。氏の街頭演説は「相互対話性」に満ちており、口汚いヤジにも的確に応答する。内容的にもひとの心を掴む勘所をおさえている。氏が声をかけて立候補を要請した人びとの顔ぶれを見ても、この社会が現在抱えている問題の在り処をおのずから明らかにしていて、巧みだ。社会を覆い尽す無風状態、選挙に対するしらけた感情、与野党の判別がしかとはつかぬ翼賛状況――こんなただ中にあって、ある種の「熱狂」が氏の周辺に巻き起こった理由は十分にある。 "

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http://www.labornetjp.org/news/2019/0810ota

レイバーネット日本:labornetjp.org

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