
G8、先進国主要会議。
日本、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、カナダ、ロシアの世界人口の14%にすぎない8カ国の首脳が年一回、一同に集まって、貿易自由化、環境問題、テロ対策などなど盛り沢山のテーマを議論し、彼らの都合のいいように世界の流れを秘密に決める、そんな大国のエゴによる国際的に非公式な会議が今年7月に北海道洞爺湖にやってくる。
サミットの目的の一つである新自由主義とは、国際資本の利益のために市場自由化を推進しするものであって、安い労働力を求めた大企業が第三世界に進出しやすくなる世界戦略である。このグローバリゼーションな流れは、大国や資本あるものが益々強くなるためのものでしかなく、その結果、貧困、格差は世界で今なお広がり続けてる。まわりを見渡せば、いたるところでその安い労働力で作られた商品を手にしてることに気が付く。いつのまにか資本あるものに振り回されて、支配され、第三世界を食い物にするこの悪循環の連鎖に居心地の悪さを感じながらも私たちは生きつづける。この社会の中で生きるからこそ、見いだされる問題は山積みで、疑問や抵抗の声を掲げることは矛盾でもあるが、もはや私達にとって必然である。
この人を無気力にする矛盾って言葉で行動することも抵抗することもやめて、ただ流れに身をまかせて支配され傍観してることは、残念ながら生きてるという実感を私達は得ることが出来ない。。
様々な形で抵抗する人は多いと思うが、私達はけっして活動家ではなく一パンクとして今回のG8サミットに抵抗する形をとった。それが、今回の企画であるNO G8 ACTIONである。
ライブとINFO SHOP、ビーガンフードの提供を絡めた今回の企画は、様々な人達の協力によって出来るものであって、すばらしい心強い仲間が多くいることをあらためて実感した。
そこに少しでも可能性があるなら、今やれることを少しずつやってくことしかない。個人個人が連帯し、そこから広がるうねりが脅威となってシステムに一撃を食らわせる足掛かりになればと思っている。
システムはその脅威を恐れている。それは近年の卑劣な弾圧によって感じとれると思う。
そもそも無意味なACTIONなんてものは一切存在しない。悲観的な考えはなしだ。僕らは生きつづけるために抵抗する。搾取も貧困も格差もいらない。この逃れられない歯車の中で、私達の理想は極めて高い。
もう一度言う、意味のない行動なんてない、無気力、無関心もなしだ。
生きつづけるための抵抗の一撃をくらえ。
そこから広がる可能性を信じて。
UNARM
5.24の正式なフライヤーも完成 :


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