ROSAPAR

2007年に共にツアーを敢行したユニークなフレンチ・2バンドによるスーパー・インプレシッブ・スプリット! まずは、「Guerrilla Anarquista」こと "Rosapark" は、女性ヴォーカルのデジタル・アナーコパンク・バンド。パンク/ハードコア・ビートから、ヒップホップ・ビート、そしてトライバルなテクノ・ビートまで非常に豊富な打ち込みダンスビートやサンプリングを駆使し、「クソ忌々しい国境、レイシスト・ポリス、利用価値なしの新聞と闘え。自由のために闘え」と呼びかける。しかも「勇敢」・「にぎやか」ーーといった表現が見事に同居したかのアナーキーかつレボリューショナリーなサウンドで、俺は本作でこのバンドがフェイバリット・バンドの一つになってしまった。個人的には、日本のGotchaとの共通項も多分に感じさせるセンスを持っていると思う。まさに、「Guerrilla Anarquista」。そして、Richard Durnである。このバンドは、日本のMissing You Is Killing Meがdemo CD-Rの日本盤をリリースしていた。キーボードを導入した奇妙なポリティカル・ファスト・ハードコア/パンクをプレイするかれらだが、本作ではその奇妙さも行くところまで行ったかという感じ。"250 BPM To Smash Capitalism"ーーイカした表現をするバンドだ。このRosapark / Richard Durn split LPや、両バンドに関連するあらゆるアートワーク、イメージ、MP3、さらには、ライブ・ビデオまで収録したCD-ROM付。暴動のために使いまくれ、っ てことだ。
(Review by Acclaim Collective)
*このsplit LPの音源は、Rosaparkのサイトで全曲聴くことができる。また、インターナショナル・アナキスト・ポータル・サイト "3monkeyz" に設けられた「Anarchy Music」内の彼らのページでも視聴可能 → Here
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